Webフォントフリッカーブロック(ちらつき防止)機能

Webフォントは画像と同様にインターネット上から配信されるため、ブラウザ上で下記のような表示になり、ユーザーにストレスを与えてしまう可能性があります(フリッカー現象と呼びます)。

  1. メイリオやMS P ゴシック等のOSに標準で搭載されているフォントが一瞬表示される
  2. 直後に文字の表示が消える
  3. 最後にWebフォントが表示される

このフリッカー現象を防止するために、REALTYPEでは下記の方法を用意しておりますので、ぜひご活用くださいませ。

※IE11では本機能は有効化されません。

1.フリッカーブロックスクリプトを<head>〜</head>内に記述する

<script src="//font.realtype.jp/api/script/nochattering" id="RT_SCRIPT_NO_CHATTERING"></script>

2. CSSでWebフォントを適用するfont-familyの値の次に’NoChattering’を追加する

CSS記述例:

.myfont{
   font-family:'A+RT-xxx XXXXXXXXXXX','NoChattering';
}

以上でフリッカー現象を無くす事が可能となります。

フリッカーブロックスクリプトの説明

タイムアウト秒数の変更

通信環境が著しく悪い場合、フリッカーブロックスクリプトのロードができてもWebフォントのロードができない場合があります。その場合、テキストが何も表示されない時間がデフォルトで10秒と設定されています。フリッカーブロックスクリプトでは、オプションで、Webフォントのロードが完了するまで待つ時間をミリ秒で指定する事ができます。

タイムアウト秒数を5秒間(5000ミリ秒)に設定する例

<script src="//font.realtype.jp/api/script/nochattering" id="RT_SCRIPT_NO_CHATTERING" data-rt-timeout="5000"></script>

フリッカーブロックに使われるfont-family名の変更

フリッカー現象を防止したいCSSセレクタのfont-family値に指定する際の値(デフォルトでは’NoChattering’)を変更する事ができます。

font-family名に指定する値をflickerBlockFontに設定する例

<script src="//font.realtype.jp/api/script/nochattering" id="RT_SCRIPT_NO_CHATTERING" data-rt-fname="flickerBlockFont"></script>

フリッカーブロックを快適なWebフォントの表示に役立ててください。

合せて使うと効果的な文字列動的追加時のフラッシュ低減機能「data-rt-nofliker」についてはスクリプトタグ解説をご覧ください。